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4日ばかり福岡市へ・5

この4日間の食事は朝・昼・晩どれも印象的だったのだが、最終日・福岡空港。この空港には ラーメン滑走路 と名付けられた、ラーメン屋さんストリートがある。

なんぞこれ? 豚そば 月や シャッポを脱いだ。

豚そば

見てください。いわく クリアとんこつ。

もうね、いっぺん喰うてみんね。

 

追伸 ー 東京にも出店してました。GINZA6 6F です。

4日ばかり福岡市へ・4

いよいよです。今日は、日ごろ面倒を見てくださる地元福岡市の方々に、現地での仕上がり具合を見ていただいてお引き渡しの日。

みなさん揃ってお見えになるかと思っていたら、初日にも来てくださったMさんが、都合で午前中にみえるそうだ。あー みえた。

おはようございます! どんなですか? はい、こんな感じになりました 大丈夫でしょうか。ほー はい、よかでしょ。!星1つ いただきました! ありがとうございます。

しばらくはこの子固有の注意点など仕事のお話しをしていたのだが、最中、ふと思ってしまった。Mさんきっと車でみえてるのよね。あのー お車でいらしてます? 午後はどちらへ?(あらま かろのうろんに行けるじゃないの。。)

ええと Mさん、大変に図々しいお願いなんですが。。 はい なんね? いえ、かろのうろん、ずいぶんご無沙汰だなー、えへへ こいつ(相方)に博多うどん喰わせてやりたいなー、なーんて てへ。あっはっは! なんですかそのくらい わたしもずいぶん行ってないけん よかよ 行きましょ。やったー! いざ! かろのうろんへ!

海のものも山のものも里のものも、旨いモンだらけの福岡で、何とも不思議でならないのがうどんなのだ。麺は茹でおき、引きもなければ腰もないフニャフニャホワンホワンがデフォなのだ。いや、旨いんです、大好きです、博多うどん。でもでも、あー! フニャホワン。なんでさ。

かろのうろんさんは山笠(Mさんは やまかさ と 準備期間中から祭禮いっぱい やまのぼせ という変態形の博多っ子が見られる。稀に通年変態が解けない個体も)祭りで有名な櫛田神社の直近傍、1.5Kmにわたる川端商店街を中州側から抜けたところにある。

かろのうろんさん、店内撮影ご遠慮くださいなのですよ。ネットで拾えばきっと沢山あるだろうが、お店のご意向を尊重し、画像は貼らない。お店の歴史などは、こちらに詳しい。他店情報も。乞うご訪問。

https://rkb.jp/article/141063/

お店の様子は全然変わらぬようにお見受けしたが、久々にメニューに目を通して40年近く見落としていたものが目にとまった。蕎麦もあるのだここは。が、今日はうろん=うどん。Mさん、MeiTeiはごぼ天、相方は博多伝統の丸天をトッピング。

ごぼうの天ぷらは、薄く斜め切りにしたごぼうを弛いコロモにくぐらせ、高め゙の温度の油にパラパラとちらすようにしてさっと揚げるのだと思う。カリッ シャクッ かおりがバンッ んまー。丸天にした相方にも1つ2つおすそ分け。

出汁の昆布は羅臼と店内に掲示してある。節は鰹、宗田鰹、鯖節あたりか。イリコ? んー。そしてそして、干しシイタケ。これが利いて旨いんですよ! ふぁー シイタケの味がかおりが 出汁の旨味が くーっ んまー。

かろのうろんさんは釜揚げで他所さんよりは歯ざわりがある。とはいえ博多うどん以外のうどんに較べれば柔らかな麺で、ツルツルと喉をおりていく。記憶にあるここの麺はもう少し弾力があったMeiTei、相方にむかって積年の疑問をつい口にのぼせてしまった。ね? 柔らかいでしょ? 場も弁えず失礼千万 ごめんなさい。

すると はー 久しぶりやね 旨か旨かと、ツルツルシャクシャクのMさんが 博多の人は麺にツユを浸ませて、ツユを食べようと。(*個人の感想です)

博多うどんの出汁が大好きなMeiTei おーっ! そーだっ! 確かに確かに! 脳中の霧がさっと晴れたのであった。

余談です。帰路車中。

いやー わたしまでご馳走になって ありがとうございました。そんな、車出していただいて それに櫛田さんにご参拝もさせていただいて こちらこそありがとうございました。いやいや なんですか あんなきれいに仕上げていただいた上にうどんもご馳走になってから。(MeiTei相方に)な? うどん1杯で星増える コスパ最高 これよ。(Mさん)あはは、あははは 違う違う、本心ですよ!

この後、平尾の旨いちゃんぽん教えてくださった。とんかつ屋さんなんですけどね。納品にきた肉屋に これは使えんて、肉を突っかえしんしゃあくらい、肉にこだわっとって とんかつも大変結構やけど、ここはちゃんぽんですよ と。再訪を誓うMeiTeiなのでした。

お世話になりました。ありがとうございました。

4日ばかり福岡市へ・3

今回は連れの同業者がいたのと家内が帰省中だったので、一人では手がでない(クチか。)鍋料理にもありついた。暑いし、水炊きにしました。

大正5年創業の老舗岩戸屋さん。予約の電話で 骨つき・骨なし、どちらのお肉になさいますか? と聞かれる。つまり、訪のうからには鍋を喰うのだ。そうだよね。鶏の鍋料理屋さんだもんね。(後に知りましたが、居酒屋使いもOKだそうです。いや、でも、水炊き喰おうよ)

実家はたまに水炊きが食卓にのぼったが文字通りの水炊きで、水に鶏ブツを放り込み、グツグツ出汁をとっていた。骨なしの水炊きは食べたことがない。なので先ずは骨つきをお願いした。入店着座、ふかふかの厚手の座布団が1人に2枚ずつ。飲み物を註文すると、特製のポン酢がおかれ、ぴかぴかに磨かれた分厚いアルミ鍋がコンロにのり、取り皿と、ほかに蕎麦猪口くらいの器が出る。中居さん スープはこれに取ってのんでください。

うわー。つみれがつみれが。。一面を覆うつみれで、いるはずのブツが見えん。

水炊き(お店のホムペから拝借しました)

こいつを強火でガンガン炊くのだ。中居さんがアクを掬いながら何度かつみれの具合をみてくださる。ただ待つ身はさびしい、とりあえずアテにと頼んだ鶏皮酢と卵焼きで繁枡の冷たいのをさしつさされつ。どちらも特別なことは何もない。でも しみじみ んまー。

そこへ中居さん お肉ゴー! つみれはまだよ。重ねた座布団のおかげでトップオブザワールド。取りやすっ。

んまー。肉んまー。鶏ってこんな旨かったっけ??繫桝。

続いて中居さん つみれもゴー! お団子を頬張る ぷりっ あっちっち。かおりが鼻にうまみは舌に ほわー。んまー。柚子胡椒ほしい。柚子胡椒追加。繫桝繫桝。

中火におとし、出汁のおもてが少し覗いたところで葛切り、しいたけ、白ねぎ、白菜投入。おー。野菜がしいたけがかおるかおる。葛切りつるん 白菜あま。

肉 もそっと行く? 骨つき追加お願いします ない? やっぱり骨つきよね。今日は肉いっか。野菜美味しいね、ほしいね 野菜おかわり。また繁桝。

〆はうどん。無論 んまー。

夢中で喰ってて、ほぼ会話なかったね。